公立小学校よ、何処へ行く?

子供の通う公立小学校の現状に日々驚きの連続!大学の非常勤講師として教育の現場に身を置く筆者が、実際の体験ファイルから驚くべき教育の実態を公開し、その中で子供を導く方法を模索する。

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公立小学校入学前夜(2) 01/03

2009年 明けましておめでとうございます。

長らくお休みしてしまいました。前回の記事を書いてから、私の仕事の上で重大な変化があり、この数ヶ月、到底更新する余裕がありませんでした。

自ら望んだことで、以前から予定しており、忙しさも予想はしていたのですが、いざ実際にその変化の中へ入ってみると、やることは無数にあり、おちついてブログを書くのがこれほど難しいとは・・・

今回の記事も,前回の「公立小学校入学前夜(1)」をアップした時点で、7割方できていたのですが、詰める時間がなかなかとれませんでした。前回の記事にコメントを頂いた方々に申し訳ないと思いつつ、月日は矢のように過ぎていきます。気が付けば年は明けて2009年。もう皆さんお忘れと思いますが・・・


「公立小学校入学前夜(2)」です。
この記事は「公立小学校入学前夜(1)」からの続きとなっています、よろしければそちらもご覧下さい。

***************************************

翌日、私は昼休みに電話をかけた。

「はい、緑山小学校です。」

「私、緑山小学校に入学予定の児童の父兄なんですが、ちょっと伺いたいことがありましてお電話させていただきました。校長先生はいらっしゃいますでしょうか?」
「校長は、今日は不在ですけれども、どのようなご用件でしょうか?」

ここで不在というのを頭から信じるほど初心ではない。外部から組織の最高責任者に電話がかかってきた場合、いったん用件を聞くのはセオリーである。

こういう対応は予想しているので、とりあえず話しを進めた。

「はい、実は先日(あえて昨日と言わないところは、こちらを特定する材料を減らそうという配慮である。効果があるかどうかはわからないが・・・)、家の近所に住む小学生が、うちの子の入学に関する案内を持ってきてくれたんです。何でも学校からその子にうちへ届けるよう依頼されたという話しだったんですが、それは間違いないでしょうか?」

「ちょっとお待ち下さい。」
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
「もしもし、お電話替わりました。私、教頭の森川と申しますが、はい、ああ、今度ご入学されるお子さんの・・・はあ、はあ、・・・あ、その案内ですね。はい、学校のほうからお願いしました。」

「それで、他の入学予定のお子さんにも、同じように生徒さんが届けているんですか?」

「そうなんです。今そういうふうにしているんですけれども、それが何か?」

(何か?だって)

「どうして学校の職員が届けずに、生徒に依頼するんですか?」

「それは、地域との交流ということで、うちの児童も地域の家を訪問するいい機会だということで、これから入学されるお子さんのいる家に届けることにしているんです。」


「しかし、その子が届けに来たのが夜の8時半なんです。しかも、近所ではありますが、顔見知りでもないし、子供を行かせるのは危ないんじゃないですか?

「はあ、そういうことですか・・・。まあ、しかし、8時半という時間は学校が言ったんじゃないので・・・

それはわかってます。しかし時間帯に関係なく、子供だけで見ず知らずの家を訪問させるのは危険でしょう、最近でも昼日中から不審者がでているということは学校も把握してますよね。」

「まあ~、そういう考えもあるかもしれませんが・・・。まあ、今まで特に問題なくやっていますのでねえ・・・」

「今までと言われますと、いつからこのようにやっておられるのですか?」

「そうですね~、私はこの緑山小学校は3年目ですが・・・少なくとも私の来る前からやってました。いつからかは、調べれば分かると思いますが・・・」


・・・・・・・・・・

そうか、誰も疑問を言う人はいないのか・・・


「まあ、そういった声があったという事は校長にも伝えますので…差し支えなければお名前を教えていただけますでしょうか?」

「いえ、それは差し控えさせて頂きます。」

「そうですか?特にお名前を聞いたからどうこうということは無いんですが…」

「それよりも、この児童の訪問について危険性があることは認識していただけましたか?」

「まあ、確かにそういう見方もあるかもしれませんので、とにかく校長にはご意見を伝えまして今後の対応を検討したいと思います。」

*************************************

帰宅後、家内と話した。

この件に関して、他に誰からも意見の無い状況ではこれ以上学校に意見をぶつけても仕方が無いと結論付けた。もし長女にお鉢が回ってきたときは、親がついていく。そう決めた。

このとき、夫婦の間に共通認識が出来た。

この学校は要注意だ・・・

結局、長女はこの公立小学校に入学した。

*************************************

1年後・・・

近くの公立小学校で事件が起こった。一般には報道されなかったが、家内がその小学校の児童の母親から話を聞いてきた。

その小学校でも、やはり入学前の児童の家に、在学中の児童が書類を届けていた。


新4年生となる女の子は自宅(一軒家)から届け先のマンションへ行き、マンションのエレベータに乗ったところエレベータ内で見知らぬ男性に悪戯されたということであった。


家内と私はこの事件を口外しなかったが、ほどなく近所にうわさは広まっていた。


そして・・・



*************************************



長女が学校から問題の書類を預かってきた。

小学校4年生に進級する春のことだった。

近くの小学校でおきた事件も、この公立小学校には何の変化ももたらさなかった。

しかし、もう我が家ではこの件を問題にしなかった。今まで紹介してきた様々なエピソードでこの公立小学校に慣れてしまった。


家内が長女と一緒に書類を届けた。



長男の時には学校から案内が来なかった。近所に新入生がいなかったのだ。

その後も特にこの行事が無くなったとは聞いていない。


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危機管理に敏感になるのはわかります。
しかし、今学校に求められていることはなんだか知っていますか。
地域の人とかかわること、地域を知ること、そして郷土を愛することなんだか、あなたの文章と真逆のことを求められているのです。また、新しく入ってくる1年生がお兄さんお姉さんの顔を見ることによって、安心して学校に通ってこれるようにという配慮もあったのだと思います。
確かに危ないことがたくさんあります。普段の登下校でも安心できない道、場所があるでしょう。これから、そういった危機管理と、人との関わりとの折り合いを上手につけるように考えていかないとならないと思います。
一方的に意見を言うのは、新しい視点で学校にとってもいいこともあると思いますが、お互いに相手が何を考えて行動しているのかを、察することがとても大切だと思います。

相手の考えていることを察しながら、一緒に新しいよりよい関係を築いていく・・・子どもにもそんな大人になってほしいと思いませんか。

コメント有難うございます

ずっと休眠状態だったのに、記事を見ていただき、嬉しい限りです。その上、コメントまでいただきまして、有難うございました。

大変面白いご指摘を頂きまして、これに対するご返事は到底、コメント欄には書ききれないので、近々記事に書かせていただきます。

また、見ていただければ幸いです。

違うのでは?

ゆみこさま
相手の考えていることを察しながら一緒によりよい関係を
築くことと危機管理の問題とは全く次元の違う問題だと
思いますが?
今の時代に自分の子どもの安全も確保できてこそ
地域の人達とも交流ができるのではないでしょうか?
反論のための反論のようなコメント
もしかしたら学校関係者の方ですか?
少なくともこの危機管理に関するpapa先生の意見には
全く同感なのでコメントさせて頂きました。
papa先生のコメントを待ちましょう。

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プロフィール

papa先生

Author:papa先生
40代/東海地方在住
大学講師。息子の学校行事には時間をやりくりし、できる限り顔を出しています。
 ここに紹介する様々なエピソードは、場所、名称等に脚色はありますが、誇張は一切ありません。実際、ある公立小学校でこのようなことが起こっています。公立小学校児童の親御さん、同様に悩まれている方、仰天体験された方、教育関係者の方等、様々な方のご意見を頂ければ幸いです。

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